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 嚮陽吹奏楽団ソノーレ・ウィンドアンサンブルは、皆様のご支援のおかげをもちまして、1992年の創設以来、定期演奏会や冬の音楽会等を定期的に開催させていただき、地域での依頼演奏やコンクール等に関しましても積極的に取り組んでくることができました。

 私たちの活動が30年という節目の年を迎えることができましたのは、これまで長きにわたり私たちを応援してくださっている、鯖江市民の皆様、丹南地区・福井県全体の吹奏楽関係者の方々、また、変わらずお力添えをいただいてまいりました、鯖江市・鯖江市教育委員会、カルチャーネットさばえの皆様のおかげであります。これまでのあたたかいご支援に対しまして、心より深く感謝申し上げます。

 設立時にたいへんご尽力をいただいた、斎籐孝前団長と田達郎前副団長のお二人が、故人となられてしまったことはたいへん残念なことではありますが、設立の趣旨である「青少年の健全育成」と「地域の音楽文化への貢献」という考え方は、私たちの活動の道標としていつでも私たちの心の支えとさせていただいております。

 思い起こせばソノーレと共に歩いた30年間は思い出多き年月でした。特に1995年の世界体操鯖江大会における開会式での演奏や、10周年記念の尼崎市吹奏楽団とのジョイントコンサート、20周年記念に清水大輔さんにお願いした委嘱作品「蒼氓愛歌〜三つの異なる表現で〜」を演奏したときの感激など、さまざまな場面での演奏の残響が今も心に強く刻まれています。

 そしてこの30周年の年に、下田和輝さんに委嘱させていただいた「奇跡の再会 〜タロ、ジロそしてリキ〜 南極カラフト犬物語」を、冬の音楽会において音楽監督である佐藤正人先生の指揮によって初演させていただき、大好評を得ることができたことも私たちにとっての大きな喜びとなりました。

 私たち嚮陽吹奏楽団ソノーレ・ウィンドアンサンブルは、30周年を迎えたことをひとつの節目とし、皆様よりのあたたかい励ましのお言葉を糧に、聴いてくださる方の心に響く、仲間とともに響き合わせる、地域に響き渡り貢献する吹奏楽団として、未来へ向かってさらなる研鑽を積み重ねまいります。


ソノーレ・ウィンドアンサンブル 団長  奥田健雄